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離れた親とビデオ通話——親世代でも続く、かんたん設定ガイド
ビデオ通話は「会えない月に顔を見られる」いちばん手軽な手段です。ただし親世代に定着するかどうかは、最初の設定で9割決まります。ポイントは、親に操作を覚えてもらうのではなく、覚えなくても使える状態を作ってあげること。次の帰省でやっておきたいことをまとめました。
アプリは「親がすでに使っているもの」を選ぶ
高機能なアプリより、親のスマホにすでに入っているアプリが最強です。 日本の親世代ならLINEが入っていることが多く、 ビデオ通話ボタンの場所さえわかれば、新しく覚えることはほとんどありません。 iPhone同士ならFaceTimeも着信が電話と同じ画面に出るためわかりやすい選択肢です。 「こちらが慣れているアプリ」ではなく「親が迷わないアプリ」で選びましょう。
帰省時にやっておく5つの設定
- ホーム画面の一番目立つ場所に、通話アプリのアイコンを移動する
- 自分の連絡先を「お気に入り」や短縮の先頭に登録し、1〜2タップで発信できるようにする
- 文字サイズと着信音量を、親がいま見やすい・聞こえやすい大きさに調整する
- その場で1回「受ける練習」をする——別の部屋からかけて、出てもらうところまで
- うまくいかないときの合図を決めておく(「つながらなかったら普通の電話にかけ直すね」)
大事なのは最後の2つです。操作説明は忘れられますが、 「一度成功した体験」と「失敗しても大丈夫という安心」は残ります。
「かける側」は必ずこちら
親に発信を求めると、「忙しいんじゃないか」「操作を間違えたら悪い」で かかってこないまま終わりがちです。発信はこちらの役割、 親は「出るだけ」。この分担にすると続きます。 時間を決めて定例にすれば(毎週日曜の夜など)、 親は着信を待ち構えていられるので、出る成功率も上がります。
画面越しでも「一緒にできること」はある
- 孫の顔を見せる・歩いた、しゃべったの成長報告をする
- 夕飯どきにつないで、離れた食卓を一緒に囲む
- 実家の庭や畑を映してもらい、こちらの近所の景色を見せ返す
- 買い物の相談——「この服どっちがいいと思う?」は親世代が張り切る定番
「用事がないと切りにくい」のが通話の弱点ですが、 ビデオなら映すものが話題を作ってくれます。 5分で切ってかまいません。頻度が長さに勝つのは、電話と同じです。
ビデオ通話は「会う」の代わりではなく、入口
画面越しの顔は、会いたい気持ちを満たすというより、思い出させてくれます。 「今度いつ帰るの?」が出たら、それはチャンス。 その場でカレンダーを見て、次に会う日を決めてしまいましょう。 ビデオ通話が定着している家庭ほど、実際に会う回数も増えていきます。